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低層マンション・高層マンションの定義とは?それぞれのメリット・デメリットは?

カテゴリ:物件購入ノウハウ

低層マンション・高層マンションの定義とは?それぞれのメリット・デメリットは?

マンションを購入する際、低層マンションにするか高層マンションにするか迷うこともあるでしょう。
とくに東京都内では住宅街にある低層マンションも、都心部にある高層マンションも人気が高く、それぞれに多くの魅力があります。
そこで今回は、まず低層マンション・高層マンションの定義はどういうものなのかを解説。
それぞれの具体的なメリット・デメリットもあわせてご紹介しますので、ぜひマンション探しの参考にしてみてください。

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低層マンション・高層マンションそれぞれの定義

低層マンション・高層マンションそれぞれの定義

マンションを購入する場合、立地や周辺環境は重要なポイントですよね。
今回ご紹介する低層マンション・高層マンションといった建物自体の特性は、正直、とくに気にしていないという方もいるかもしれません。
しかしマンションの規模や形状は、住み心地を大きく左右するポイントでもあります。
そこで知っておきたいのは低層マンション・高層マンションそれぞれの定義。
大まかにまとめると、おもに以下のようなものがそれぞれの定義となっているようです。

低層マンションの定義とは?

低層マンションの定義はとくに厳密に定められていないものの、2階建てから3階建てのマンションを指し、容積率の低い住宅地に建てられることが多いのが特徴。
静かで緑豊かな立地など住環境に恵まれており、マンション自体もハイグレードな物件が多く見られます。
また総戸数が少なめのため間取りに個性が出やすく、一戸建て感覚を味わえるのも低層マンションの大きな魅力となっています。

高層マンションの定義とは?

一方、高層マンションの定義は、建築基準法による構造計算方法が変わる高さ31m超が1つの目安。
31mという数字は中途半端に見えますが、尺貫法では31m=およそ100尺。
1970年の法改正まではいくつかの特例を除き、建築物の高さは31mが上限とされていました。
そうしたことから、法改正後に建てられるようになった高さ31m超・6階建て以上のマンションが高層マンション、さらに高さ60m超・20階建て以上のマンションが超高層マンションの一般的な定義となっています。

低層マンション・高層マンションそれぞれのメリット

低層マンション・高層マンションそれぞれのメリット

低層マンションと高層マンション(超高層マンション含む)の大まかな定義がわかったところで、ここではそれぞれの主なメリットを3つずつ見てみましょう。

低層マンション3つのメリット

閑静で落ち着いた住環境
低層マンションは「住居専用地域」に建てられることが多く、そうしたエリアでは建物の高さにも制限が設けられています。
そのため基本的に周辺は住宅街となり、緑が多く落ち着いた住環境であることが多いことに。
周辺に高い建物が建つ可能性もほとんどないため、そうした快適な住環境を長く維持できるのも大きなメリットとなります。

緊急時に避難しやすい
地震などの災害時、マンションのエレベーターが止まってしまうことも。
その点でも、2階から3階程度の低層マンションなら、階段を使ってスムーズに避難したり、気軽に外部へ行き来したりできます。
このメリットは緊急時だけでなく、毎日の通勤・通学、買い物などでも出入りしやすいポイントといえるでしょう。

住民同士の交流が活発
総戸数が少なく、近隣の住民と顔を合わせる機会の多い低層マンションは、住民同士のコミュニティが形成されやすい環境です。
近隣の方と交流があればセキュリティ面でも心強く、小さな子どものいるファミリーや女性にとって大きな安心感となるでしょう。

高層マンション3つのメリット

利便性に優れた立地
高層マンションは駅の近くや大型商業施設のあるエリアに建てられることが多く、通勤・通学、毎日の買い物など利便性に優れているのが大きなメリット。
1階にコンビニが入るケースも多いので、24時間便利に暮らせそうです。
こうした側面はアクティブに仕事をしたり、ショッピングを楽しむのが趣味の人にとってはとても魅力的なポイントといえそうです。

眺望や日当たり・風通しがよい
高層マンションを選ぶ理由としてもあげられるのが、眺望の良さや日当たり、風通しのよさ。
周囲に建物のない高層階であれば、昼も夜もカーテンやブラインドを開け放して眺望を楽しみながら過ごすことも夢ではありません。

共用施設が充実
いま注目のタワーマンションなど高層マンションはゲストルームやジム、ラウンジといった共用施設が充実していることも魅力の1つとなっています。
こうした施設があることで、日々のストレス解消がマンション内で気軽にできたり、来客対応ができたりするのは所有区分を有意義に使うためにもうれしいポイントでしょう。

低層マンション・高層マンションそれぞれのデメリット

低層マンション・高層マンションそれぞれのデメリット

低層マンションと高層マンション(超高層マンション含む)には、それぞれ魅力的なメリットがあるようですね。
ただし低層・高層それぞれに気をつけたいポイントもあるので、ここでは主なデメリットを3つずつあげてみます。

低層マンションの3つデメリット

道路など外部からの視線や音が気になる
低層マンションでは道路に面した窓など外からの視線が気になったり、車や通行人の話し声などが気になったりすることがあります。
同等以上の高さの建物が周囲にあれば、3階以上であっても油断は禁物。
プライバシーを守って快適に暮らすためには、視線を遮るレースカーテンやブラインドを使って工夫する必要がありそうです。

駅や商業施設から離れている
比較的小規模となる低層マンションは、最寄りの駅や大規模商業施設のあるエリアから少し離れた場所にあることが多いのもデメリットの1つ。
毎日、通勤・通学、買い物をする人は、この点を容認できるかどうかしっかり確認しましょう。

リフォームの自由度が限られる
低層マンションは「壁式構造」という特殊な構造で建てられてることがあります。
「壁式構造」は地震に強く、柱や梁の出っ張りがないという側面がある一方、将来間取りを変更したいと思っても壁を撤去してリフォームすることができない可能性もあるので要注意です。

高層マンション3つのデメリット

エレベーターが混雑しやすい
高層マンションの不満点として、よく聞かれるのがエレベーターの混雑や待ち時間の長さ。
とくに朝の通勤時間帯はエレベーターが混雑しやすく、エレベーターの台数によっては待ち時間が長いことからストレスを感じる可能性も否定できません。
また災害が起こったときなどにエレベーターが止まってしまうリスクもあります。

地震や風などによる揺れが大きい
マンションなどでは、高層になるほど地震や風の影響による揺れが大きくなるのも要チェックポイント。
小さな地震でも影響を受けやすいため、日頃から家具や家電の転倒防止対策が必須でしょう。

管理組合の運営などで問題が生じやすい
共用施設やサービスが充実している高層マンションでは維持費や管理費が高くなる傾向にあり、さらに総戸数が多くなれば住人同士の意思統一が難しくなり、管理組合の運営や大規模修繕の計画でトラブルが起こる懸念もあります。

まとめ

今回は低層マンションと高層マンションの定義、それぞれのメリット・デメリットをピックアップしてお届けしました。
低層マンションにも高層マンションにも、魅力的なメリットと気をつけるべきデメリットがあります。
マンションを購入する際にはライフスタイルや家族構成によって、低層と高層、どちらにより多くメリットを感じるか検討することが必要です。
今の希望はもちろん将来の暮らしなどもふまえながら、ぜひ理想のマンション選びを実践してみてくださいね。

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