近年、独身女性がマンションを購入する機会は増えています。
その背景には、女性の社会進出や家族形態が変化していることが挙げられます。
しかし購入するとなれば、独身女性ならではのライフステージの変化や資金計画もきちんと考慮しなければなりません。
今回はマンション購入を検討している、独身女性の物件選びのポイントや注意点について詳しくご紹介していきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら独身女性に駅近のマンションがおすすめの理由とは?
現在、女性の社会進出や家族形態の変化により、マンションを購入する独身女性が増えてきてるのが現状です。
実際に購入した独身女性の年齢は35〜44歳がもっとも多く、年収は300〜600万円台が過半数を占めております。
そのため、大きな買い物ではありますが独身女性でも手が出しやすくなったと考えられるでしょう。
そこで、独身女性におすすめの「駅近マンション」についてご紹介します。
ライフステージの変化にも対応しやすい物件
独身女性で結婚や出産を希望している場合は、家族が増える可能性や転勤の可能性も視野に入れておく必要があります。
自分は気に入っていても、結婚し引っ越さなければならない場合、買い手を探さなければなりません。
そこで、「駅近マンション」であれば、買い手が付きやすくなるのです。
売りやすく貸しやすい物件
ライフステージの変化にも対応できる物件は「売りやすく貸しやすい」というのが特徴的です。
駅から近いほど価格は下がりにくく売りやすいため、立地重視で駅から徒歩10分圏内で選ぶと良いでしょう。
また安心して生活が送れるよう、セキュリティ効果の高い物件を選ぶことをおすすめします。
さらにマンション周辺の生活環境や、最寄駅の利便性も重要視されるため、事前に確認しておく必要があります。
これらの条件がそろうと、自分自身にとってもメリットであり、売りやすく貸しやすい物件となるのです。
リセールバリューが高い物件
リセールバリューとは物件の資産価値をあらわす数値のことを言い、購入時の価格基準を100%とし数値が大きいほど価格も高くなります。
同じエリアでもより駅近で、より利便性の良い物件ほどリセールバリューが高くつくため、売りやすいということに繋がります。
そのため、一般的に見て快適に過ごすことができる物件は基本的にリセールバリューが高い傾向にあるため有利となるでしょう。
これらのことを踏まえ、独身女性にはとくに駅近マンションをおすすめします。
独身女性がマンションを購入する際には「面積」にも注目!
マンションを購入する際、部屋の面積も重要なポイントとして挙げられます。
最近では、価格が高騰し大型マンションの土地が確保しにくいということもあり、「コンパクトマンション」が注目されています。
コンパクトマンションとは専有面積が30㎡〜50㎡の1DK~2LDKが主流で、一人暮らしや夫婦のみの世帯向けが一般的です。
広い土地を必要としないため、人気エリアや駅前など立地条件が良い傾向にあり、部屋の広さより価格を優先したい方に人気の物件と言えるでしょう。
しかし、住宅ローン控除を受ける場合は一定の条件をクリアしなければならないため、人気のコンパクトマンションでは適応されない場合もあります。
住宅ローン控除は正式には「住宅借入金特別控除」と言われ、毎年の所得税や住民税から控除を受けることが可能です。
ただし、2022年4月に住宅ローン控除の一部改正を予定されているため、今回は改正後の条件でご紹介します。
控除額
2022年度の控除率は一律0.7%となり、その年の年末ローン残高の0.7%分が控除額に値します。
減税期間は新築と中古では異なり、新築は13年間、中古は10年間の適応となります。
また、省エネ住宅だと借入限度額が上乗せされたり、物件によっては優遇される場合があるため事前に調べておきましょう。
面積
住宅ローンの借入条件に面積を指定されている場合があります。
たとえば、フラット35は30㎡以上の床面積が借入条件となります。
床面積30㎡は約18〜19畳くらいありますが、トイレやお風呂、廊下なども含まれているため実際の居住スペースは10畳くらいと思っておいた方が良いでしょう。
30㎡の主な間取りは1Kや1DKが多く、一人暮らしに十分の広さと言えます。
しかし住宅ローン控除は40㎡以上の床面積かつ、その年の合計所得が1000万円以下の方が適応となるため、39㎡までのコンパクトマンションは適応外です。
床面積40㎡となると約25畳の専有面積に16畳の居住スペースが確保できます。
間取りも広めの1LDKと一人暮らしには十分すぎる広さで、二人暮らしでもゆったりと暮らすことが可能です。
控除も受けられる40㎡以上の方が、ある程度のライフステージの変化にも対応しやすく、間取りにおいても1LDKは人気があるため買い手も付きやすいでしょう。
独身女性のマンション購入における資金計画の注意点とは?
物件を購入するに当たり、もっとも慎重に考えていただきたいのが資金計画についてです。
見学するたびに理想が高くなり、予算を超えてしまっては元も子もありません。
現在の年収や将来の年収を想定したうえで、自分に合った物件を選ぶことが重要です。
年収倍率
適正価格は、物件購入価格が年収の何倍かを示す指標となる「年収倍率」を計算することで把握できます。
年収倍率は購入価格÷世帯年収という計算方法によって求められ、エリアによってばらつきがありますが、約5〜7倍が一般的と言われています。
たとえば、年収300万円の方がマンションを購入する場合1500万〜2000万円くらいだと無理なく購入できる金額と言えるでしょう。
返済可能額と借入可能額
ローンを組む際は、自分が無理なく返済できる「返済可能額」を頭に入れておかなければなりません。
返済可能額は月収の25%〜高くても30%までに抑えるように資金計画を立てると良いでしょう。
たとえば月収30万円の場合、月々の返済可能額は7万5,000円〜9万円となります。
しかし、生活費などの毎月の支払いは人それぞれですので、まずは自分に合った返済可能額を知ることが重要です。
また返済可能額に対し、金融機関で借りれる限度額を「借入可能額」と言います。
借入が可能な額であって、返済が可能な額ではないため注意が必要です。
借入可能額は年収や年齢、住宅ローン以外の借入残高などをもとに審査されるため、必ずしも本人の希望額と一致するとは限りません。
ランニングコスト
物件を購入すると建物だけでなく、固定資産税や維持費、管理費などのランニングコストもかかってきます。
賃貸物件だと家賃のみの支払いで済みますが、購入するとなるとローンの返済に利息、ランニングコストなども含まれるため、月々の支払いが同じ金額でも家賃に相当する支出は下がってしまいます。
それらの点を購入時に見落としやすく、間違えている方が多いので注意してください。
またマンションの場合ランニングコストは一戸建て以上にかかり、さらに年々増加する傾向にあるため、ローンを組む際に考慮しておくと良いでしょう。
まとめ
独身女性がマンションを購入する際は、セキュリティが完備された専有面積40㎡以上の駅近マンションをおすすめします。
ただし事前に無理のない資金計画を立て、自分に合った物件を選ぶことが大前提となります。
せっかくの大きな買い物ですから、じっくり検討することが後悔しないための重要なポイントです。
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