これからマンションを購入される方は、低層階と高層階のどちらが良いか迷っている方も多いかもしれません。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、特徴を理解してから判断することをおすすめします。
ここでは、マンション購入のときに選ぶポイントや、価格差などについてご紹介します。
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マンションの低層階と高層階の価格差を比べてみると、高層階のほうが、価格が高くなっています。
階層が上がれば上がるほど価格が高くなる傾向があり、逆に言えば、階層が低くなればなるほど安くなります。
これは、まったく同じ広さであった場合です。
目安としては、1階異なると、0.5から2.5%程度異なってくると言われています。
価格だけを見て安いところを購入したいとお考えの方は、低い階層を選ぶと良いでしょう。
しかしながら、価格は階層だけで決められているものではありませんので、さまざまな角度から見て良いと思うものを選ぶことも大切です。
物件の向きによっても価格差がある
一般的に、南向きの物件が高くなっていますので、高層階かつ南向きが一番高くなる傾向があります。
次に、東向きの物件、西向きの物件と高くなる傾向があり、向きだけで言えば、北向きの物件が一番安くなる傾向があります。
これは、南向きの物件が、日当たりが良く暖かいことなどが理由です。
しかしながら、北向きや東向きなどの物件がデメリットばかりかというと、そうではありません。
北向きの部屋は、寒い季節は寒く感じやすいかもしれませんが、夏場は暑い日差しが入り込みにくいため、快適に過ごせますしエアコンにかける費用を抑えられるといった良さもあります。
また、東向きの部屋は、日が落ちると季節によっては寒く感じやすくなりますが、朝太陽の光が入りやすいのですっきりと気持ち良く目を覚ますことができますし、午後は涼しくなりやすいので暑さを心配することなく暮らせるといった良さもあります。
角部屋は人気がある
また、階層や部屋の向きだけでなく、どこにある部屋かによっても価格差があります。
角部屋は、他の物件よりも広めになっていたり、窓が多かったりするため、ゆったりとした明るく風通しが良い空間で過ごしやすいといったメリットもあります。
なかには、ベランダやバルコニーなどが付いていたりほかの部屋よりも付録なっていたりするため、メリットが少なくありません。
片側に入居者がいないため、他の部屋からの生活音の影響が受けにくいといった良さもあり、全体的に人気があります。
特別な理由がある場合も価格に違いがある
階段が近いなど、なんらかのデメリット要素がある場合は、その分価格が安くなる傾向があります。
ほかにも、エントランスが近かったり、ゴミ置き場などがそばにあったりする物件も、安くなっている場合が多いようです。
マンションの低層階と高層階それぞれのメリットについて
一般的に高層階のほうが良いと認識されているかもしれませんが、実はそんなことはありません。高層階にも低層階にもそれぞれメリットもあります。
人によって感じ方や価値観が異なりますので、それぞれの特徴を見ながら判断することをおすすめします。
マンションの高層階で暮らすメリットはなにか
高層階に暮らすメリットはたくさんあり、眺めがよかったり日当たりが良かったりと、さまざまな魅力があります。
物件によっては、外出することなく遠くの景色を楽しめたり、夜景を眺めたりすることができるのも良いところです。
また、周囲を気にすることがあまりないので、物件によってはカーテンをあけた状態で生活することもできます。
お天気の日は、カーテンがないことでより開放的に感じられますし、雨天などの日はカーテンを引かないことで明るい中で生活できて快適です。
意外なメリットかもしれませんが、高層階はハエなどの虫が入りにくいといった特徴もありますので、虫が苦手な方も安心して暮らすことができるでしょう。
人目を気にすることなく暮らしやすい物件が多いので、高層階で開放的な生活をしたい方は、購入前に周囲にさらに高いマンションなどがないかを確認し、眺めの良し悪しを併せてチェックすることも大切です。
ただし、高層階だからといって、セキュリティーが完全に安心というわけではありませんので、他の階層と同様に注意しながら暮らすことも必要です。
マンションの高層階は価格が下がりにくいといった特徴もある
将来、なんらかの理由で手放すこともあるかもしれませんが、そのときに高層階であれば資産価値が高いことが多いので、高く売却しやすいといったメリットもあります。
高層階は得られるメリットも多いですし、社会的に成功している方が暮らしているというイメージもあり人気があるため、このように売却のときも安心できるのです。
マンションの低層階で暮らすメリットはなにか
マンションの低層階で暮らす一番のメリットは、なんといっても同じ広さで同じ間取りの部屋が、高層階よりも安い価格で購入できることでしょう。
ほかにも、エレベーターの待ち時間や使用時間が短いので、移動の間の節約がしやすく行動しやすいため、アクティブに外出したり行動したりしたい方にとっては便利だと言えるかもしれません。
また、体力づくりのため、階段を使って移動したいという方も、低層階であればそれがしやすいことでしょう。
なんらかの災害が起こったときも、低層階であれば避難しやすいなどの良さもあります。
また、引っ越しをするときに、ベッドやテーブルなど大きなものを搬入することが予想されますが、低層階のマンションであればそれがしやすいメリットもあります。
これは、反対にマンションから他の物件に引っ越しすることになったときも、それがしやすいということです。
下に住んでいない物件なら騒音で迷惑をかける心配が少ない
低層階のなかでも下の階に入居者がいないような物件の場合は、足音を気にすることなく生活できるといった良さがあります。
マンションによっては、1階がロビーになっているようなところもありますが、こういったタイプであれば、その上の部屋で暮らす方は多少生活音が出ても下の階に人が住んでいないためクレームの心配もあまりなく、リラックスしながら暮らせます。
マンションの低層階と高層階それぞれにどんなデメリットがあるか
高層階にも低層階にも、それぞれメリットだけでなくデメリットもありますので、そのあたりもチェックしてから物件を選んでみてください。
高層階で暮らすデメリットとは
高層階は、価格が高いことが一番のデメリットと言えるかもしれません。
また、エレベーター待ちに長い時間を要するため、外出が面倒に感じやすい方もいるようです。
ほかにも、なんらかの理由でエレベーターがストップしてしまった場合、移動するのがとても大変です。
低層階で暮らすデメリットとは
低層階は、物件によっては日当たりがあまり良くないところもあります。
また、今後周辺に高さのある建物ができる可能性もありますので、そのあたりを機にする方もいるようです。
エレベーターを利用する場合、時間帯によっては混雑しやすいなどのデメリットもあります。
まとめ
マンションの低層階と高層階にはそれぞれメリットとデメリットがあり、価格差もあります。
低層階は、安い価格で購入できるのが魅力ですし、高層階は日当たりが良く開放的な空間で暮らせる良さがあります。
また、価格は階層だけでなくほかにもいろいろな要素から決められるものです。
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