賃貸物件に住んでいると、どこかのタイミングでマンション購入を検討したりすることがあるかと思います。
しかし、特に何も決めず、勢いだけで購入を決定してしまうとさまざまな失敗をしてしまう可能性があります。
ここでは、マンション購入に失敗しないためのポイントなどを解説していきますので、参考にしてみてください。
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周辺環境や立地
購入するとき、とてもいいマンションで、周りの景色もよかったのですぐに購入した、ということがあります。
しかし、くわしい話を聞いておらず、入居してから1年後にすぐ近くにさらに大きいマンションが建設され、せっかくの周りの景色が見れなくなったという失敗談があります。
また、一度の内見だけではわからなかった車の騒音や空気の悪さなどを入居してから感じてしまう場合もあるようです。
修繕費用が思ったよりかかった
中古マンションのため、比較的安価で購入できるということで即決したケースになります。
入居してから修繕しようと思っていたら、修繕費用が思いのほかかかってしまい、新居を購入したほうが安く済んだかもしれないという失敗談があります。
また、購入した翌月から所有者の意向で修繕費用が急に高くなるということもあり、事前に知らなければ多くの費用がかかってしまうケースがあるようです。
近隣住民とのトラブル
一度の内見では、近隣にどのような人が住んでいるかまではわからないものです。
住んでみたあと、隣の方がトラブルを起こしやすい人で、よくもめてしまうというのも失敗談のひとつとしてあります。
隣の人が深夜帯でも大音量で音楽を聞いていたり、外に洗濯物を干していると、たばこのにおいを移されてしまうということもあるようです。
部屋選び
マンションは階層によって日当たりが変わったり、風の入り方が変わったりします。
基本的に高い階になればなるほど費用も高くなってくるので、ある程度低い階層に住むことも珍しくありません。
しかし、部屋の間取りなどが同じだと思い、内見をせずにひとつ下の階の部屋を選んだりすると、日当たりが悪く、風もこないという失敗談もあります。
下の階になると虫が多く、窓を開けることができないという問題も発生しがちです。
先のことを把握できていない
結婚していて、今後子どもを産む予定などのことを考慮しておらず、間取りが少し狭い部屋を選んでしまうという失敗談もあります。
子どもが大きくなってくると、部屋の数が足りなかったりで何かと不便さを感じてしまう可能性もあるため、将来のことを考えた部屋選びが重要です。
マンション購入におけるトラブル
駐車場のトラブル
車を所有しているのであれば、駐車場のトラブルが発生してしまう可能性があります。
自分の駐車場に他人の車が停まっていたり、駐車していた車が傷つけられている、というトラブルに巻き込まれることもしばしばあるようです。
特に、自分の駐車場に他人が停めていても、誰の車かわからないため注意することができず、泣き寝入りしなければならないケースもあります。
ゴミ出しにおけるトラブル
ゴミのなかを少し見てみると、燃えるゴミのなかにプラスチックゴミが入っていたり、ビン、カン、ペットボトルが分別されていないということもあります。
そのように分別されていないものは改修されず放置されることになりますが、ゴミを出した本人は何も気にせずゴミ捨て場に放置されたまま、なんてことも起こりえます。
また、ゴミの日以外の日にゴミを出してにおいを放つということもあり、ゴミ出しに関して周りのことを気にしない住人もいたりします。
誰も見ていないのをいいことに、ルールを無視する人が一定数いるのが原因のようです。
共用部分のトラブル
自身の部屋の前に物を放置していたり、なかには部屋の前に観葉植物を置く住人もいるようです。
当然そのようなことをされると廊下が狭くなり、荷物などを持っているときには観葉植物を倒してしまう可能性もあります。
植物を倒すと住人も怒り出すし、そもそもルール違反をしているのは向こうなのにトラブルの引き金となってしまうこともあります。
ほかにも、廊下にゴミが放置されていたり、マナーに無頓着な住人がいる可能性があるので注意が必要です。
害虫のトラブル
マンション内で家庭菜園などを始める人もたまにいます。
無農薬にこだわりをもつ人だと、菜園に虫が入り、その虫がほかの部屋にやってきて、部屋に侵入してくるというケースもあるようです。
人の家にいる虫なのに、駆除するのは自分になるというのはいい気分ではありません。
害虫のトラブルも発生する可能性があることは覚えておきましょう。
マンション購入前の対策
周辺環境のチェック
マンションの購入前対策として、かならず周辺環境のチェックはおこなっておきましょう。
周辺環境と一口に言っても、車の騒音や、近くに買い物ができる場所はあるかなどを確認するだけではありません。
住人にはどのような人がいるのか、共用部分は清潔に使われているか、住人の騒音はないかなど、マンション内の環境のチェックも重要です。
可能であれば、明るい時間での内見だけでなく、夜など静かな時間に内見をするのもおすすめです。
夜には住人も帰ってきている可能性が高いので、生活音がどれくらい聞こえてくるかの目安とすることができます。
修繕費用のチェック
中古マンションを購入するのであれば、購入前対策として、修繕費用はどれくらいかかるのかを事前に把握しておくこともしておきましょう。
中古だからといって、やたらと安かったり、理由が不透明な値段の安さをしている場合は、修繕費用がかなり高い可能性があります。
正確に修繕費用がどれくらいか教えてもらえないのであれば、自身で業者に依頼して、おおよその見積もりを聞いておくのも手段のひとつとしてあります。
将来を見据えた部屋選び
子どもを望むのであれば、子どもが生まれたときのために、少し間取りの広い部屋を選んだり、部屋数の多い部屋にするのも購入前対策として必要です。
また、物件の値段についてもある程度目を向けておいたほうがよいです。
共働きで、二人の収入を合算してローンを組むのであれば、どちらかの収入が途絶えることになったとき、負担がかかってしまいます。
無理のない値段の物件を選ぶようにしましょう。
数年後にほかの建物が建つ可能性はないか
せっかく購入したのに、数年後にさらに大きなマンションが建ってしまい、日当たりが悪くなるということも珍しくありません。
なるべく購入前にほかに建物が建つ予定はないかなどを確認しておきましょう。
また、値段が変に安すぎたりするときには、何かしらの事情がある可能性が高いため、ほかにマンションが建つ可能性があると警戒をしておいたほうがいいです。
虫などはいないか
購入してから、部屋のなかに虫が大量にいると気分が悪いです。
なるべく購入前に虫が入ってきていないか、網戸に虫が張り付いていないかなどを確認して、その地域の虫の多さを把握しておきましょう。
また、近隣住民に家庭菜園をしている人がいないかを聞いてみるのもいいかもしれません。
まとめ
マンションを購入する際は、住んでみてからのことや、その先のことも考えて、気分が浮足立つことがあります。
気分が上がっているとトラブルなどのことを考えられなくなる可能性もあるため、冷静になりながら判断していきましょう。
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