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バス停から近いマンションは需要がある?価値のある物件の条件とは

カテゴリ:物件購入ノウハウ

バス停から近いマンションは需要がある?価値のある物件の条件とは

一般的な物件探しのとき、注目される物件は「駅近」がほとんどです。
他にも周辺に商業施設やスーパーマーケット、教育機関などが揃っていると人気があります。
そのため駅から徒歩圏外の物件はあまり注目されません。
しかし昨今、「バス便マンション」が支持されています。
とくに中古は価格も安く間取りも広いので、需要の高まりがみられます。
本記事では、そんなバス停に近いマンションの魅力についてご紹介しています。

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バス停から近い立地の良いマンションは価値が上がる?

バス停から近い立地の良いマンションは価値が上がる?

駅から近い物件が人気であるように、バス停から近い物件も近年注目されています。
たとえば駅から徒歩圏外の物件でも、バス停から近いとそれだけでプラスと判断されます。
直近では、11月末に「駅からバスで約10分」のマンションが即日完売させるという事態が起こりました。
このように、駅から遠い物件であっても停留所からの距離で「立地が良い物件」として扱われる可能性があるわけです。
これを「バス便」と呼び、バスから10~15分のマンションや戸建ては今とても人気があります。

バス停まで近い

先ほども述べたように、バス停までの距離が近い物件は非常に価値が上がります。
とくにマンションの目の前にバス停があると、高額で買い取ってもらえる可能性がグンと高くなります。
もちろんバス停から離れていても、徒歩圏内であれば問題ありません。
ただし、徒歩15分になってくると価値は下がってきますので気を付けてください。
あくまでマンションからバス停までの距離が近いこと、最寄り駅まで10分程度で到着することがポイントです。
駅からの距離と同じで、停留所から遠くなればなるほど売却価値は下がるので注意しましょう。

バスの本数が充実している

もちろん、「本数が充実している」ことも価値に影響します。
どんなに停留所から近いエリアにマンションがあっても、本数が少ないと残念ながら価値は下がってしまいます。
「便利であること」がマンションの価値を上げるポイントになりますから、停留所が目の前にあることに付与されるものが多いほど売却率は上がるでしょう。
さらに、「時刻表とおりに運行している」ことも重要です。
意外と需要の高いバスですから、駅から歩いて10分とバスを使って10分では断然後者のほうがメリット面を期待できます。
とくに雨の日や猛暑の日は、より大きなメリットになるでしょう。

人気の学区内にある

どちらも当てはまらないという方でも、人気の学区内にあったり大きな公園や観光名所などがある場合も価値が上がると言われています。
たとえばお子さんがいるファミリー層には、これらが非常に大きなメリットになります。
そのため、子育て中の方には治安が良かったり人気の学区内にマンションがあったり、周辺に公園が多いエリアは非常に需要性が高まるでしょう。
また子育て支援のあるエリアもやはり人気の物件が揃っていますので、駅から遠くても購入者が増えるというわけです。

バス停から近い立地のマンションは価格は?

バス停から近い立地のマンションは価格は?

マンションの資産価値は「立地条件」が大きく関係してきます。
そのため、駅近物件のほうが価値が上がりやすいのは当然で、たとえ駅から徒歩圏外の物件であってもバス便であれば価値は上がりやすいと言われています。
それくらい、立地条件はマンションの資産価値に影響を与えると言っても過言ではないでしょう。
また先ほども述べたように、たとえ駅から離れたエリアでも、停留所がマンションの目の前にある、人気の学区内にある、最寄り駅を利用することなく通勤通学ができるなど、生活環境が良い物件は価値が上がります。
もう少し詳しくご説明します。

あくまで新築マンションが高い?

バス便マンションは価格が高いと言われていますが、あくまで新築に限ります。
そのため、中古になると話は変わってきます。
というのも、中古の場合は適正価格で売却されるからです。
新築はさまざまな方法を駆使して展開していきますが、一方で中古はいかに利便性が良いか、広い間取りや周辺環境の良さ、それこそ「バス停から歩いて5分」など良い立地条件を揃えています。
新築に比べると消極的かつ受動的な展開にはなりますが、そのぶん適正価格での販売になり買いやすいというわけです。

魅力的な物件は中古でも人気がある

中古は新築に比べ消極的で受動的な展開方法になるものの、魅力的な物件はやはり人気があります。
たとえば、デザイナーズ物件や状態の良い物件などです。
また「将来性のある物件」も非常に需要が高くなります。
とくに立地条件を重視する方ほど、バス便・中古・広い・周辺環境が良いなどの魅力的な条件が揃っていると希望者が増え、意外にも新築より圧倒的に購入者も増えるでしょう。

バス停が近いマンションは駐車場利用料が安くなりやすい!

バス停が近いマンションは駐車場利用料が安くなりやすい!

バス便マンションの魅力と言えば、駅近物件より価格が安い以外に「駐車場利用料が安い」という点も挙げられます。
そもそも、マンションには大きく3種類の駐車場があるのは知っていますか?
ここでは、駐車場利用料が安い理由と3つの種類について解説します。

マンション駐車場の種類

まず、駐車場には「平面式」「自走式」「機械式」の3つに大きく分けられます。
平面式は一般的なタイプで、平置き駐車場とも呼ばれています。
文字通り平地に舗装しており、基本的に屋外にあります。
メリットは、車種や車の大きさに関係なく駐車できることとメンテナンス費用がほとんどかからなことです。
一方でデメリットは、屋外にあるため雨風で車が汚れやすい点になります。
またある程度面積を要するため、都心のマンションでは設置台数が少ないでしょう。
自走式は立体駐車場になっているのが特徴です。
大型ショッピングモールに多く、マンションの場合は地下や別棟に設けられています。
屋根があるので雨の日でも安心して駐車できますが、一方で屋上は屋根がなく、またスロープを上らなければいけないため駐車までに時間がかかってしまうでしょう。
機械式は、文字通り機械を使って駐車するタイプになります。
昇降方式やピット式などがあり、盗難の被害に遭いにくい点はメリットですが、維持管理コストが高く車の出し入れにも時間がかかってしまうデメリットもあります。

駐車場利用料の平均相場

利用料はマンションごとに設定されているため、すべての物件が同じ料金というわけではありません。
基本的に月極駐車場から設定されていますが、当然地域によって差が出ます。
それを踏まえたうえでの平均相場は5,000円~3万円程度となっています。
都心部など人気のエリアは5万円を超えるところもあり、田舎との差が大きいのも特徴です。
ちなみにバス便マンションの利用料が安いと言われているのは、駅から離れていることが関係しています。

どんな人に向いている?

利用料が安く平面式のところが多いため、車に乗る機会が多い方には非常に向いています。
駅から近ければ徒歩や自転車を利用する方が多いですが、駅から離れると必然的に車に乗る機会が増えるため、車が好きな方や生活の一部になっている方にも適しているでしょう。
ただ、最近は車離れも増えています。
とくに都心部は車がなくても生活環境が整っているので、「どれくらいの空きがあるのか」もチェックしたいところです。
空きが多すぎると収支にも影響しますので、それも念頭に置いて物件探しをしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
マンションを選ぶときは、駅近だけでなくバスからの距離も意識したほうが良いことが分かりました。
駅から徒歩圏外でも立地条件が良ければメリットも増えますから、全体を見て物件選びをするようにしましょう。

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