12月に入るとクリスマスも間近ということで、街中はイルミネーションでいっぱいになります。
自宅でもイルミネーションを飾ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、マンションの場合は、管理規約によって制限があるため注意が必要です。
そこで今回は、マンションのベランダにイルミネーションを設置する際の管理規約の確認やライトの種類、電源のつなぎ方について解説します。
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まず、マンションのベランダにイルミネーションを設置する際は管理規約をよく読みましょう。
ベランダやバルコニーはマンションの共用部にあたるため、使用方法が制限されている可能性があります。
せっかく購入したイルミネーションが無駄になったということのないよう、管理規約をチェックしてから用意することをおすすめします。
物件によっては、手すり内で楽しめる範囲であれば許可されているところもありますが、景観を損ねるだけでなく、ベランダが避難経路となっているところも多くあります。
そのため、物を設置したり置いたりすることができないところも多いのが現状です。
また、設置が可能であっても、近隣住民の迷惑にならないように気を付けなければなりません。
イルミネーションは遠くから見ればきれいですが、近隣の人からすると深夜まで光っていると迷惑だと感じる方もいるかもしれません。
トラブルにならないよう、点灯時間は21時までにするなど時間を決めたうえで、楽しむようにしましょう。
配慮すべき5つのポイント
管理規約に具体的な「イルミネーション禁止」の記載がなくても、管理組合に問い合わせるなどして了承を得てからイルミネーションを設置するようにしましょう。
隣の住民が設置しているからという理由で安易に判断するのは避けましょう。
ここでは、管理組合から了承を得るための配慮すべき5つのポイントをご紹介します。
1つ目は、LEDタイプのものを設置することです。
基本ベランダに照明器具を設置することは、火災の原因にもなりかねないため、禁止されているところがほとんどです。
そこで、発熱しないLEDタイプを利用することを提示すると良いでしょう。
2つ目は、ベランダから外にはみ出さないように設置することです。
管理規約では、「ベランダに置かない・吊るさない・貼り付けない」とされていることがほとんどです。
したがって、イルミネーションは外にはみ出さないよう設置するように気を付けましょう。
3つ目は、電源は専有部分のコンセントから取ることです。
これは当たり前のことですが、各住戸のコンセントを利用するようにしましょう。
4つ目は、美観を損ねないものにしましょう。
明らかに大きなものや、たくさんのイルミネーションを設置すると美観問題にも影響が出るため、注意が必要です。
5つ目は、点灯期間を決めておくことです。
夜遅くまで点灯させご近所に迷惑をかけることのないよう、あらかじめ時間や期間を決めたうえで設置すると良いでしょう。
マンションのベランダにおすすめのイルミネーションライトとは
マンションのベランダでイルミネーション設置の許可を得た場合は、管理規約の範囲内で楽しみましょう。
イルミネーションの電源の種類は主に3つあります。
コンセントから電源が取れるAC電源、雨風をしのげる場所で使用する電池式、日当たりの良いところであればソーラー式なども有効的です。
続いて、おすすめのライトを3つご紹介します。
ネットライト
網目状の交点が光るライトであるため、窓や生垣、フェンスなどにおすすめです。
ネットを広げてフェンスに掛けるだけなのでベランダの飾りつけでもよく使用されています。
モチーフライト
サンタやスノーマン、キャンドルなどすでに形ができているライトで形も素材もさまざまなものがあります。
すでに形ができているため、平面にそのまま飾るだけでベランダが一気に華やかになります。
玄関扉に引っかけたり、窓ガラスに張り付けたりするのも印象的でおすすめです。
チェーンライト
チェーンライトは、一般的な一本線にライトがぶら下がっているタイプで色や形状が豊富であるのが特徴です。
そのため、ツリーを飾りつける際によく使用されています。
ランニングコストについて
費用は、点灯させる時間や数によっても異なりますが、1か月で1箇所につき数十円ほどです。
明かりをつけるのは一日中ではなく、だいたい日没から近隣住民の迷惑にならない程度の時間帯までとなります。
したがって、ベランダに飾って楽しむ程度であれば、電気代はほとんどかからないでしょう。
また、タイマー付きのコンセントや光センサーを使用することで、自動的に点灯や消灯ができるため、消し忘れ防止や家を留守にする際も安心です。
イルミネーションを設置する際の電源のつなぎ方
イルミネーションには電源が必要となります。
ベランダにコンセントがある場合は問題ありませんが、ない場合はどうやって電源を繋いだらいいのか迷っている方も多いでしょう。
そこで、家の中の電源を外につなげる方法を2つご紹介します。
エアコンの配管用の穴を使用する方法
エアコンの配管には穴が開いています。
その穴には、延長コードが通せるほどの余裕があるため、その穴に通せることができれば、一番スマートです。
しかし、穴をしっかりカバーでガードされていて通せないこともあるでしょう。
そういうときは、フラットタイプの延長コードがおすすめです。
フラットケーブルを使用する方法
エアコンの穴が使えなかった場合は、窓の隙間を利用して対処することができます。
薄い形状の延長コードであるフラットケーブルを使用しましょう。
フラットケーブルを窓のサッシの隙間に通し、屋外までコードを引き伸ばします。
しかし、サッシがうまく閉まらなくなることもあるため注意が必要です。
設置する際は、普段は使用しない窓にしましょう。
防水対策をおこなう
マンションのベランダでイルミネーションを設置する際に気を付けなければいけないのが「防水」です。
室内から延長したコンセントやプラグの接続部分に雨が染み込まないように注意しておかなければなりません。
そこで、プラグカバーを使用することをおすすめします。
また、雨だけでなく菜園をしている場合は水やりの際の水の跳ね返りなど、ふとした瞬間に水がかからないよう気を付けましょう。
ほかには、LEDでも防滴や防水が選択可能であるため、防水を選ぶことをおすすめします。
さらに、コントローラーに防水対策をしておくことで安心度が高まるでしょう。
簡易的な対策としては、ビニール袋にくるんだり、ビニールテープで水滴が入らないよう処置したりしておくことで、もしものときも安心です。
野ざらしにすることだけは避けましょう。
最悪のケースでは、2日目には使い物にならなくなっているということも十分考えられます。
取り付ける際は、雨に濡れたり風に飛ばされたりしないよう、防水されているかチェックし、飛ばされないようにしっかり止めておくことが重要なポイントです。
まとめ
マンションのベランダにイルミネーションを設置する際は管理規約をよく読み、規約の範囲内で楽しむようにしましょう。
ライトの種類には、網目状のネットライト、すでに形ができているモチーフライト、一本線のチェーンライトがあります。
電源のつなぎ方には、エアコンの配管用の穴を使用する方法と、フラットケーブルを使用する方法があります。
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