子どもがのびのびと過ごせるように購入したマイホームも、いざ巣立ち夫婦二人の生活となってからは少々広く感じてしまうものです。
子どもが巣立ってから現在のライフスタイルに合わせて、ダウンサイジングの買い替えを選ぶ方が増えています。
この記事では多くの夫婦がダウンサイジングを選択する理由や、買い替えにおすすめな物件の特徴についてご紹介いたします。
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ダウンサイジングとは、今まで住んできたマイホームよりもコンパクトな住宅に引っ越すことを意味します。
ダウンサイジングに買い替えるメリットは、現在の家族構成に合った間取りで暮らせることと、将来の生活を考えた引っ越しができることが挙げられます。
駅前など利便性の高い物件に引っ越せば、将来足腰が弱ってしまっても近隣に必要な施設があることで安心して暮らせるため、終の棲家に向けた引っ越しも考えられるでしょう。
そんなダウンサイジングに買い替えるきっかけとなった理由としては、大きくわけて以下の3つが挙げられます。
理由1:子どもの巣立ち
子どもの人数分部屋をつくったり、リビングでのびのびと遊べるように広い住宅を購入しても、いざ独り立ちして夫婦二人だけの生活になれば、少々広く感じてしまうものです。
そのままでは部屋の面積を持て余してしまうため、夫婦二人の生活に合わせるダウンサイジングとして、現在はコンパクトサイズのマンションを選ぶ夫婦が増えています。
また子どもの結婚をきっかけに、子世帯のいる地域に引っ越したいという方も多いでしょう。
これから老後のために家を購入するのであれば、大人二人が余裕を持って暮らせる程度の規模で十分という理由でダウンサイジングを選択する世帯が増えています。
理由2:老後生活しやすい場所に引っ越す
住宅を購入するうえで通勤・通学に適した場所を選ぶことは重要ですが、住む家族の年齢が上がれば定年も近づきます。
定年退職後は通勤に使っていた車を手放して免許返納する方も多いため、徒歩圏内にスーパーマーケットや病院など生活に必要なものが近くにあるかどうかが暮らしやすいポイントとなります。
車がないと外出が難しい地域では、思い切って車を手放し都心部へ引っ越すこともおすすめの方法です。
理由3:バリアフリー住宅に移る
今は問題なくても、将来は身体機能の衰えにより段差のつまづきや階段の昇り降りが負担になることも予想できます。
バリアフリー化されていてより住みやすい住宅に買い替えることは、老後の生活を豊かにすることに直接つながります。
また子どもができる前にマイホームを購入していた場合は、住宅がすでに築20~30年を経過しているケースが多く、老朽化が目立つようになるでしょう。
リフォーム前提でそのまま住むことも可能ですが、二人暮らしに合ったバリアフリー住宅に買い替えることも選択肢の一つです。
ダウンサイジングの買い替えはマンションがおすすめ
生活に合わせたダウンサイジングの買い替えには、駅前など立地の良いコンパクトマンションが人気です。
たとえ車を手放しても徒歩圏内に買い物場所や公共施設があれば暮らしやすく、駅前であれば公共交通機関を使い遠出することも可能です。
現在は高齢者向けにバリアフリー化されているマンションも多く、将来の住みやすさを考えると先に対策しておくのも選択肢の一つといえるでしょう。
とくに一戸建てに住んでいた方にとってマンションは、日常生活が楽になる点も大きなメリットです。
たとえば、一戸建てでは1階と2階の昇り降りがありますが、階段が足腰の負担となり2階をほとんど使わなくなったというケースも多く見られます。
マンションでは基本的にワンフロアでの生活になり上下の移動がなくなるため、部屋のスペースを無駄なく使えます。
住宅の売却金額でマンションが買える可能性
一戸建てを所有している場合は、その売却金額でコンパクトサイズのマンションを購入できる可能性もあります。
住宅の状態や築年数でも大きく変わりますが、夫婦向けのコンパクトなマンションであれば比較的物件価格が安い傾向にあります。
退職金や年金が期待できる場合は、マイホームの売却金額で頭金を支払って住宅ローンを組み購入することもできるでしょう。
マンションは管理の必要がない
一戸建てでは住宅が老朽化すれば所有者が直したり、庭の管理や防犯対策を講じる必要があります。
マンションでは管理費や修繕積立金を支払うことで管理人が対応するため、自分でやることが少なく楽である点がメリットの一つです。
また賃貸物件であれば、給湯器やガスコンロなど初期設備が故障しても大家負担で修理できる点が魅力的です。
マンションは一戸建てよりも換金しやすい
ダウンサイジングで購入した住居を終の棲家とする場合、考えておきたいことは不動産の相続についてです。
昨今では実家を相続したけれど子どもがすでにマイホームを所有しているなどで使い道がなく、空き家として放置されるケースが増えています。
その点利便性が高く立地の良いマンションであれば築年数が経っていても比較的売却しやすいため、子どもに資産として遺すことも可能です。
ダウンサイジングの買い替えが向いている方
子どもが巣立ったあとの住み替えとしては、ダウンサイジング以外にも子どもと同居したり建て替えやリフォームするなどの選択肢があります。
ここでは数ある住み替え方法のなかでも、とくにダウンサイジングが向いている方の特徴についてご紹介いたします。
向いている方の特徴1:老後の生活を充実させたい
ダウンサイジングでの買い替え先となる物件は、周辺環境が良く買い物場所が多い立地が人気です。
子どもが独り立ちした後、夫婦だけの生活を充実させるためには、まずどのような暮らしにしたいか想像することが大切です。
二人でゆったりと過ごしたり、旅行でさまざまな土地を巡ることを楽しみとしている方もいるでしょう。
ダウンサイジングの物件に買い替えることで税金などかかる費用が減ることもあり、余裕を持った資金計画を立てることもできるでしょう。
これからの人生を豊かに過ごせる場所を探し、少しでも充実した生活を目指したい方がダウンサイジングに向いている人といえます。
向いている方の特徴2:住宅ローンが完済済み
マイホームの住宅ローンが完済している場合は、ダウンサイジングの買い替え時に二重ローンとならないため、比較的スムーズに審査がとおります。
もし住宅ローンが残っていても住宅の売却金額や自己資金で完済できるのであれば、新たにローンが組みやすいです。
新たに住宅ローンを組むことで、ローン残高の1%が所得税額から控除される「住宅ローン控除」も利用できるため、節税対策としても活用できるでしょう。
向いている方の特徴3:免許返納を視野に入れている
今まで毎日車を運転していた方でも、定年をきっかけに免許返納を視野に入れている方は多く見られます。
しかし一度免許を返納すると車での移動ができないため、生活が不安だという方も多いでしょう。
この点は立地の良いマンションに引っ越すことで解決します。
徒歩圏内に買い物施設や病院がある物件を選ぶことで、車を持っていなくても生活に不自由がない暮らしを実現できます。
また事故防止になるだけでなく、車の維持費がかからないことから生活費に余裕を持たせることもできる点もメリットです。
まとめ
家族構成に合った間取りと生活しやすい場所に住むことは、今後の暮らしが豊かにすることにつながります。
引っ越し後の生活資金や新たな住宅ローンなどかかる費用も多いため、住宅の売却金額でマンションが購入できるかなど計画的な見通しを立てましょう。
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