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マイホーム購入時における住宅ローン審査の流れと基準について解説

カテゴリ:住宅ローン

マイホーム購入時における住宅ローン審査の流れと基準について解説

マイホームの購入を考えたとき、購入資金をどうするのかについても一緒に考えなくてはいけませんよね。
基本的には、すべて一括で購入時に支払うのではなく、住宅ローンの契約をして支払うという方がほとんどだと思います。
住宅ローンはただ申請してすぐに借り入れることができるわけではなく、必ず審査が必要になりますが、そこではどのようなポイントが重要になるのでしょうか?
今回はそんな住宅ローン審査についてまとめましたので、契約後数十年にわたって付き合い続けることになるローンについて知るためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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住宅ローン審査の流れ

住宅ローン審査の流れ

まずは、住宅ローン契約の流れについて解説していきます。
流れとして抑えておくべきポイントとして、事前審査と呼ばれるものと本審査と呼ばれるものの合計2つがあるということです。
基本的に、本審査と呼ばれる実際の審査の前に事前審査を通らなくてはいけないので、覚えておくようにしましょう。
流れとしては、まずは事前審査の申し込みをおこない、そこで必要書類などを提出します。
事前の調査が終わって、無事通過することができれば、そのあと本審査の正式な申し込みを再度おこないます。
それが終わって、どちらも通過することができれば、無事に契約という流れになります。
最初の申し込みから、早い場合で2週間、遅くて1か月以上かかりますが、ローンの契約ができれば、すぐに不動産自体の売買契約も締結できることになります。
基本的には、不動産の引き渡しのタイミングでローンの借り入れがスタートするのが理想ですので、購入したい物件を見つけて、実際に売主との契約の手続きの流れの間に申し込みをおこなうのが好ましいです。
本審査の前におこなう事前の調査についてですが、これは金融機関側の手間を省くためにおこなわれるものとされていて、基本的な情報を確認したうえで、その方が本審査に進むのに適しているかどうかを見ます。
そのため、ここで落ちてしまう場合は必要書類や最低限必要な情報が抜けてしまっているケースなどが多く、基本的には本審査に進めることがほとんどです。

住宅ローンの審査基準

住宅ローンの審査基準

ここまでは大まかな流れや申請方法についてご紹介してきましたが、実際に審査の段階ではどのようなことがポイントとして見られるのでしょうか?
基準を知っておくことで、自分が問題なくローンを借り入れることができるのかどうかを知ることができます。
基本的な調査基準となる事項として、一番重要と言えるのが契約者の年齢です。
成人していればもちろん誰でもローンの契約をすることができますが、住宅ローンの場合は少し特殊です。
何が特殊なのかというと、実際に返済期間が長く設定されているため、契約者が返済期間中に亡くなってしまう可能性を加味した年齢基準を設けています。
具体的な年齢としては、契約者がローンの完済時に80歳を超えてしまう場合には、契約ができないことがあります。
そのため30年ローンを組んだとしたら、遅くとも50歳の時には契約を済ませておく必要があるということです。
次に、ローンの審査と聞いたらやはり気になるのが収入面ですよね。
年収が高いほうが高い金額で借りれるのではないかなど、そういったポイントは一般的な予想と同じで、収入によって借り入れることができる金額や返済期間は異なります。
しかし、実際には収入はそこまで重要視されるポイントではありません。
毎月返済していくことになるので、余裕を持って返済し続けるだけの経済力は必要ですが、ローンの返済計画は金融機関がその方の収入に合わせて変えています。
全員が同じ金額を借り入れることはできませんが、収入に対する現実的な額であれば、収入が原因で審査が落ちることは考えにくいでしょう。
それでは、年齢の他に何が重要視されるのか気になる方もいるかもしれませんが、完済時の年齢の次に大事と言えるのが、契約者の健康状態です。
これも完済時の年齢が限定されているのと同じで、契約者が健康であるという保証がないと、返済期間中に万が一のことがあったときに返済が滞ってしまいますよね。
金融機関からすると、返済ができなくなってしまうという事態はできるだけ避けたいので、もし契約者が病気などで返済が難しくなってしまったときに備え、団体信用生命保険の加入をセットにしていることがあります。
団体信用生命保険とは、住宅ローンを組むうえで一緒に入ることが求められる場合が多い保険で、これは契約者の健康状態がよくないと加入することができません。
つまり、この保険に加入することが出来ないということは、住宅ローンの融資を受ける健康状態にない、とみなされてしまいます。
ただ、裏を返せば持病のない健康な方であれば、ローンに落ちる危険性はあまりないと言えるでしょう。

住宅ローン審査の対策

住宅ローン審査の対策

さて、ここまでは何を基準にして調査されるのかということについてご紹介してきました。
健康で持病のない若い世代の方であれば、基本的にはローンを契約できないという事態になることはあまりないと説明してきましたが、それでも落ちてしまう方はどのような方なのでしょうか?
基本的な事項を満たしているにも関わらず落ちてしまった、ということがないよう事前にできる対策についてご紹介していきます。
まず、落ちてしまう一番の要因として考えられるのが、過去にクレジットカードや何らかの支払いを滞納している場合です。
何度も滞納を繰り返していると、その方の経済的信用度が低いとみなされてしまい、最悪の場合にはブラックリストに入れられてしまうということもしばしばあります。
このブラックリスト入りをしてしまっている状態は、原則として変更することができないため、何度申請しても結果は変わらず、ずっと借り入れることができなくなります。
これはすでにブラックリストにはいってしまうという方には対策が難しいですが、まだ滞納歴がないという方の場合には、普段から資金計画を慎重におこなうことで回避できる問題です。
今はまだ不動産の購入をするかどうかわからないという場合でも、将来スムーズな契約をおこなうために、支払いは普段からしっかりと計画的におこなうように心がけることが大切です。
また、住宅ローンの他に別のローンを借り入れていてすでに返済をしている場合にも、落ちてしまうことがあります。
これは単純に同じ期間に複数の返済をおこなうことによる経済的な負担を考えたもので、所得額にもよりますが、落ちてしまうことが多いです。
そのため、なるべく審査にとおりやすくするためにも、ローンの融資を受けることを視野に入れている場合には、直近で別の融資を受けることはあまりおすすめめできません。
もし他に借り入れたいローンがある場合には、審査が終わってから申請をおこなうなど工夫をしたり、そもそもの融資額を下げたりするなどの対策をしておくと良いでしょう。
いずれも信用度に関わる非常に大切なポイントですので、借り入れを考えたときにはぜひ参考にしてみてください。

まとめ

住宅を購入する際に借り入れることになるローンについて、審査に落ちないための方法をご紹介してきました。
とくに目立った経歴やネガティブなポイントがない場合には、そこまで深く考える必要はありませんが、もし契約をおこなう場合には一度確認しておくことをおすすめします。
ローンを借りられるかどうかで、購入できる物件の幅も広がりますので、現実的な資金計画を立てたうえで契約を進めるようにしましょう。

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