中古マンションを購入すると喜びで気持ちがいっぱいになりやることを忘れていませんか。
中古マンションの場合不動産会社が最低限の手続きのサポートはしてくれるはずです。
しかし、不動産会社の担当者によってはやることの情報伝達が不十分な場合もあります。
そこでこの記事では中古マンションを購入後すぐにやること、入居日までにやることについて解説します。
スムーズな段取りで入居日を迎えられるよう参考にしてください。
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中古マンション購入後は完了までに比較的時間がかかるものを先に済ませておきましょう。
入居直前になってやっていないことに気づいてもどうしようもありません。
何をすべきかは引っ越し経験のある友人や知人に尋ねるのも方法です。
自分ではすべて理解しているつもりでも、意外な盲点があり、ハッとさせられます。
ここでは、中古マンション購入後すぐにやるべきことについて解説します。
チェックリストの作成
まずは、思いついた順番で構いませんのでチェックリストを作成して、やることを書いておきましょう。
不動産会社から連絡があった際も、注意点を同じ手帳にメモしておけば、情報がバラつかず便利です。
完了したものからチェックしていけば、見落としなく準備が進みます。
チェックリストはスマートフォンのアプリを活用するのも方法で、いつでも持っている可能性が高く、忘れることがありません。
また、クラウドで家族と共有すれば、引っ越しまでの手続きの進捗状況も一目瞭然です。
二度手間、三度手間を避けるためにも利用してください。
解約手続き
現在賃貸物件に住んでいる場合、解約の手続きが必要です。
一般的に解約は1か月前までに済ませるようになっていますが、物件によっては2〜3か月前というところもありますので、注意してください。
引っ越しが決まったらすぐに連絡するのが無難です。
連絡の仕方は、管理会社、または大家さんに電話連絡か、解約通知書を送付しましょう。
引っ越し会社の手配
中古マンションを購入したら、早めに引っ越し日を決定し、引っ越し業者に見積もりを依頼しましょう。
特に3月〜4月は引っ越しの繁忙期なので、なかなか業者へ依頼できないことが十分に考えられます。
また、土・日・祝日も引越しを受け付けてもらえない可能性があるため、希望の日程で引っ越しができるよう、中古マンションの購入後すぐに手配してください。
繁忙期の引っ越しでの注意点として気を配るのは日程だけではありません。
価格もかなり高額になっていますので、できるだけお得に引っ越しができるよう、業者に見積もりを依頼しましょう。
中古マンション購入後入居前日までにやること
引っ越しまでには手続きを完了しておきたいけど、今住んでいる家でも使っているものはいろいろあります。
あまり早くから手続きをしてしまうと退去の日まで不便になるかもしれません。
また、手続きのし直しなど二度手間も考えられます。
前日までにやればいいことは、すぐにやることと分けてメモしておきましょう。
くれぐれも勘違いしないように、家族ともよく相談しておいてください。
インターネット
インターネットの手続きは苦手に感じている方も多いはずです。
水道や電気のように電話一本というわけにいかないため、面倒です。
まずは引っ越し先の中古マンションにインターネット環境が導入済みかどうかを確認しましょう。
導入している場合は、回線業者名と回線の種類を確認してください。
現在使っているプロバイダーと同じであれば、同じプランが引っ越し先で使用可能か調べてもらえます。
また、転居先の中古マンションはすでに違うプロバイダーと契約しており、その回線を使用する予定にしている方もいると思います。
その場合は、プロバイダーを解約しなければなりません。
解約時期によっては違約金も発生しますので、確認してください。
ライフライン
ライフラインとは電気・ガス・水道です。
いずれも引っ越しの1か月前から手続きが可能です。
電気は現在使用している電気会社に連絡して、使用停止日を告げましょう。
引っ越し先が同じ電気会社の管轄内であれば、同じ電話で引っ越し先の使用開始手続きもしてもらえます。
手続きは電話、もしくはインターネットでできますが、引っ越しまで3日を切っているのであれば電話をしてください。
繁忙期の場合、希望日に引っ越しの依頼ができないこともあります。
なるべく1週間前までに手続きするのが理想ですが、引っ越し前日まで受け付けてもらえる点も覚えておきましょう。
ガスは電気・水道と違い入居者の立ち会いが必要です。
一部の都市ガスは本人確認が必要な場合もあります。
引っ越ししてすぐに使えないと困りますので、なるべく早く手続きを済ませましょう。
ガスも使用停止の連絡は、電話・インターネットでできます。
水道も電気と同様、電話・インターネットで管轄の水道局に連絡をします。
地域によっては上水道・下水道を別々の手続きが必要なところもありますので、注意してください。
転出届・転入届
引っ越しをする場合、区役所へ転出・転入届が必要です。
今住んでいる市町村に引っ越す場合と、違う市町村に引っ越す場合とでは手続きが異なります。
今住んでいる市町村から別の市町村へ引っ越す場合は、区役所で転出届を出します。
設置されている申請用紙に必要事項を書き込み、窓口に提出してください。
転出届を出すと、転出証明書が発行されますので、そちらを持って新居のある区役所に行きましょう。
そこで、発行された転出証明書と転入届を提出し、転入が完了します。
マイナンバーカードがあれば、転出証明書の発行は省略されます。
転出届・転入届は引っ越し日を挟んで2週間以内に済ませましょう。
中古マンション購入後の注意点とは?
中古物件の場合、マンションに関わらず入居前に物件の現状を確認してください。
入居前の物件の確認は中古マンション購入から入居までの流れのなかに入っていません。
しかし、このひと手間を省いたばかりにトラブルに発展するケースも少なからずあります。
チェックするポイントは、家具があった場所の不具合・前住人の残置物・異臭などです。
入居前に確認しておけば契約不適合責任が適用されやすくなります。
契約不適合責任とは
契約不適合責任とは、物件の種類や品質、数量が契約内容に適合しない引き渡しをおこなった場合、売主が買主に対し負担する責任のことです。
不具合が見つかった場合、買主は契約不適合責任により請求できる権利を利用できます。
売主に落ち度がなくても請求できる追完請求、契約内容が達成できない場合に契約を解除できる無催告解除、売主に過失があるときに請求可能な損害賠償請求などがあります。
追完請求をおこなっても対応してくれない場合は、契約の解除や代金減額を要求可能です。
しかし、契約時に契約不適合責任は免責とすると特約欄に記載があった場合は、売主は責任を負う必要がありません。
そのため、契約内容を慎重に確認しておきましょう。
付帯設備表の確認
付帯設備表とは、給湯器や換気扇、カーテンレールなどの設備状態を買主へ伝えておくリストのことです。
付帯設備表があることにより、未然にトラブルを防げるため事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
住み始めてから不具合が見つかった場合、契約不適合責任を適用できるかもしれませんが、請求するのにも時間や手間がかかります。
建物の現状を専門家が調査してくれるインスペクションなどを利用することも視野に入れておきましょう。
まとめ
中古マンションを購入して、入居するまでにはたくさんの手続きが必要です。
時間があるからと放置しておくと後で慌てることになりかねません。
しっかりと手帳にメモをして、家族との共有も忘れずにしましょう。
スムーズな引っ越しができるよう、早めの手続きをしてください。
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