リノベーション物件は新築よりもリーズナブルな場合が多く、近年需要が高まっています。
新築と同様にきれいな住環境が整っているので、ぜひ不動産を購入される際の候補に入れてみてください。
そこで今回は不動産の購入をご検討中の方に向けて、リノベーション物件とはどのような住宅なのか、メリットや注意点も含めてご紹介いたします。
不動産購入の参考にしよう！リノベーション物件とは
リノベーション物件とは、完成後の建物に大きな工事をおこない、デザイン性や高性能な設備などの付加価値を高め、快適な住環境に整えた物件のことです。
これと似た言葉の「リフォーム」は、一般的に傷や汚れなどの傷みを補修し、入居前の状態に戻すことをいいます。
リノベーション物件には幅があり、内装のみを改修した物件がある一方、家全体を改修する「フルリノベーション」もあるので、どのような工事がおこなわれたか確認することが大切です。
リノベーション物件の購入はどのようなメリットがある？
リノベーション物件を購入するメリットは、以下のとおりです。
メリット①：新築と同様の暮らしができる
改修工事がされているので、内装や設備が新築と同様である点がメリットです。
中古物件を購入して自分で改修する場合も新築同様の暮らしができますが、リノベーション物件の場合は購入後すぐに入居できます。
メリット②：デザインにこだわっている
リノベーションには「付加価値を高める」という意味が含まれているので、デザイン性を高めた物件が多いのも特徴です。
スタイリッシュなデザイナーズマンション風や古民家風など幅広いデザインがあるので、さまざまな物件を比較検討してみましょう。
リノベーション物件を購入する際に気を付けたい注意点
リノベーション物件にはさまざまなメリットがある一方、以下のような注意点にも気を付けましょう。
注意点①：耐震性を確認する
リノベーション物件は、新耐震基準を満たした1981年6月以降の物件を購入するのがおすすめです。
1981年5月以前に建てられた住宅は地震による倒壊リスクが高くなり、耐震補強をするのに大規模な改修が必要になるので気を付けましょう。
注意点②：住宅ローンの制限がないか確認する
金融機関のなかには、住宅ローンの融資条件に物件の築年数が関わってくる場合があります。
住宅ローンは最大35年の借り入れを基準にして、築年数に応じて返済年数を短くしていくケースがあるので気を付けましょう。
注意点③：適合リノベーション住宅であるか確認する
適合リノベーション住宅とは、検査によって発覚した問題点を改修している優秀な住宅のことで、改修内容は住宅履歴情報に残されます。
住宅履歴情報があると点検や修繕がしやすくなり、将来の不動産売却にも役立つので、高額売却を見据えて適合リノベーション住宅を選ぶのもおすすめです。
まとめ
今回は不動産の購入をご検討中の方に向けて、リノベーション物件とはどのような住宅なのかご紹介いたしました。
築年数が気になる方もいらっしゃると思いますが、適合リノベーション住宅のように一定基準の品質をクリアした住宅もあるので、ぜひリノベーション物件もご検討ください。
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