ダウンサイジングとは現在の家よりコンパクトな家に住みかえることですが、近年ではダウンサイジングに対する人気が増してきています。
なぜ、買い替えにダウンサイジングを用いることが人気になっているのでしょうか。
今回は買い替えにダウンサイジングが用いられるようになっている理由やダウンサイジングに向いている方をご紹介します。
マイホームの買い替えをお考えの方、ダウンサイジングをご検討中の方は、ぜひご確認ください。
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買い替えにダウンサイジングが用いられることが多くなっていますが、どのような理由で用いられることが多いのでしょうか。
ここでは、よく見られる4つの例をご紹介しますので、自分にも当てはまるのか確認してみましょう。
理由①子どもの独立
30代~40代の間にマイホーム購入をおこなう方は多く、それら年代は子育ての世代の時期とも被ります。
そのため、初めてのマイホーム購入はお子さんが成長したときのことも考え3DK以上のマイホームを購入することが多いです。
しかし、お子さんの多くは大学への進学もしくは就職を機に家を出ますよね。
そして、お子さんがいなくなることで家にある荷物がなくなり、家の部屋に余分なスペースが出てきてしまうのです。
このような理由から次に住む家は小さくても良いと考えることでダウンサイジングを用いる方が増えてきています。
理由②必要最低限のスペースで良いという考え
マイホームは長期間にわたって利用していくものであるため、購入時に持っていた必要なスペースの考えが誤っていたり途中で考えが変わったりすることも考えられます。
また、途中から必要最低限のものだけでの生活を重視するようになることもあるかもしれません。
理由③終活
終活とは「人生の終わりの準備をする活動」のことですが、ダウンサイジングも十分に終活となります。
ダウンサイジングはより小さな家に買い替えることですが、都心部に近いほど家が小さくなることが多いです。
ですので、ダウンサイジングは換金性の高い家に買い替えることにもつながり、相続時に家としてでなくお金として相続がおこなえます。
家としての相続は相続人に不相応であったり、立地が適していなかったりすることもあるため、ダウンサイジングで換金性の高い家に買い替えることはとても重要です。
理由④車を手放すため
高齢になり車の運転が困難になった、子どもが巣立ったために車を利用する頻度が減った、などいくつかの理由で車を手放すことがあります。
しかし、車を手放しても買い物などは必要であるため、買い物などが不便に感じるかもしれません。
そこで、車を手放すのと買い物が便利な家への買い替えを両立しようとすると、都心部にある家を買うことが多いことからダウンサイジングにつながります。
車を手放すことからダウンサイジングをおこなっている方も多いことを認識しておきましょう。
ダウンサイジングにおける買い替え先でマンションが人気な理由
ダウンサイジングを利用する方が増えている理由は前述のとおり、さまざまな理由からでした。
そして、ダウンサイジングにおける買い替え先としては「マンション」が人気となっています。
なぜ、マンションが人気であるのか、自分は買い替え先にマンションを選ぶべきなのかを確認してみましょう。
マンションが人気な理由①利便性が優れている
都心部に建っているマンションであればディスポーザーやシステムキッチンなど便利な機能が初めから搭載されていることがあります。
また、都心部にあるため買い物もしやすく、買い替え後に負担なく生活をしていくことができますよね。
一方、一戸建ては最初から付いている機能が標準的なことが多いです。
さらに、コンパクトなマンションであれば利便性が高いことから、相続時の売却価格が高くなることも人気な理由になっています。
マンションが人気な理由②セキュリティ面が優れている
マンションによってはオートロック、宅配ボックス、管理人の設置、防犯カメラなどさまざまなセキュリティ対策が取られています。
そして、老後の問題として空き巣や強盗などに対する対策なありますが、これらセキュリティ対策を自分でおこなうことは手間とコストがかかりますよね。
初めからセキュリティ性が高い家に買い替えることでそれら問題を防ぐことができるため、老後にも安心して住むことが可能です。
とくに、終活によってダウンサイジングをおこなう方が意識する理由になります。
ただし、マンションにあるセキュリティ設備は物件ごとに異なります。
買い替え先を探すときはセキュリティ性の設備も意識しながらお進めください。
マンションが人気な理由③管理が楽
一戸建てでは庭の手入れや家の補修を定期的におこなっていかなければなりません。
一方でマンションでは管理会社がつけられ、共用部に関しては随時適切な管理をおこなってくれます。
ですので、マンションに買い替えることは管理が楽なことにつながるのです。
マンションは管理が楽であることが、老後にとって重要な事項であることを意識しておきましょう。
ダウンサイジングにおける買い替えが向いている人とは?
最後にダウンサイジングが向いている人を確認し、当てはまるものがあれば買い替えを進めていきましょう。
現在より小さな家に住む理由がある方
ダウンサイジングは現在の家より小さな家に住むことでした。
ですので、子どもの巣立ちや無駄なスペースをなくしたいなど何らかの理由で小さいほうが適している場合はダウンサイジングを用いることが向いている方と言えます。
人によって適した家のサイズは異なりますので、必要なスペースを一度しっかりと判断してみましょう。
老後のための活動を開始している方
前述のとおり、ダウンサイジングは相続の準備や免許返納など老後のための準備活動にもつながるものでした。
ですので、老後のことを考え、現在の段階で老後に備えている方がダウンサイジングに向いている方と言えます。
老後の準備を始める年齢は人によって異なりますが、定年退職の前後である50歳~70歳におこなう方が多いです。
周囲に終活をおこなっている方がいるのであれば、ダウンサイジングという手法があることを伝えていきましょう。
住宅ローンを完済している方
ダウンサイジングは家を売却し、その後に別の家を購入する取り組みです。
そこで、住宅ローンが残っていると売却益で完済する必要があり、購入に充てる資金が少なくなってしまいます。
ですので、住宅ローンが完済済みであると購入が効果的であるため、住宅ローンは完済していることが望ましいです。
もし、住宅ローンが残っている場合は、どのぐらいの期間で完済がおこなえるのかを確認しておきましょう。
住宅ローンの残高や返済期間は住宅ローンを契約している金融機関から確認することが可能です。
もちろん、売却益で住宅ローンを完済できるのであれば、買い替え自体はおこなえますのでご安心ください。
まとめ
今回は買い替えにダウンサイジングが用いられるようになっている理由や向いている方をご紹介しました。
現在の家より小さい家に住み替えるダウンサイジングは、これからの生活を豊かにしてくれるものです。
理由や向いている方でご紹介した内容が、自分に合っているのかを確認し、しっかりと判断していきましょう。
もし、ご自身での判断が難しい場合は弊社へお気軽にお問い合わせください。
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